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つれづれ読書日記

日々の読書感想を、読みっぱなしにしないで忘れないうちにメモしておきたいと思います。

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「クレーヴの奥方」

ラファイエット夫人/青柳瑞穂訳、新潮文庫

 フランス心理小説の古典。17世紀に出版された。16世紀から17世紀にかけたフランス・ヨーロッパの宮廷を背景に語られる恋愛小説。美男美女ばかりが出てきて、中でもヒロインは絶世の美女ときているので、おとぎ話めいてくるが、ストーリーは緻密で歴史的背景を厳密におさえている。
 長編だが、一気に面白く読め、少しも無駄がない。自然描写もほとんどなく、宮廷周辺の、だれがだれを好きで、どうなったという恋愛関係、人間関係をめんめんとつづっているだけの小説ともいえるが、それでいてまったく読者を飽きさせない。著者は、自分の興味関心のあることだけを徹底的に磨ききって完成させたような傑作小説である。
 物語の背景を訳者の注釈で読むと、当時のフランスやイギリスの王様は、人の奥さんをとったり、殺したり、閉じこめたりと、悪いことばかりしているがちっとも責任を問われないというすごい世界だったことがわかる。これが史実なのだ。
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テーマ:読書 - ジャンル:小説・文学

  1. 2008/01/16(水) 16:39:28|
  2. フランス文学
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